社団法人日本将棋連盟 羽生善治 将棋で鍛える『決断力』DS

小学校1年生のときに将棋に出会った羽生少年は、
小学生名人となり、やがて最強のプロ棋士へと成長する。
この間、羽生善治の脳に何が起きたのだろうか。
将棋が脳に与えるすばらしい影響と、
将棋の魅力について、脳科学者の茂木健一郎が解き明かす。

子どもたちからの質問!

Q.記憶したことを忘れないようにするには?

羽生:何回も繰り返すこと。それから深く理解すること。理解すると絶対忘れません。

茂木:記憶は側頭連合野に蓄えられ、思い出すときそこから前頭葉に情報を持ってきます。いろんなことを思い出そうとすることで、この回路が鍛えられます。


Q.羽生さんは対局中どんな気持ちで指していますか?

羽生:澄み切った気持ちで始まりますが、対局が進むと、喜怒哀楽が出てきます。それらを盤上で有利に生かせるようコントロールしています。

茂木:論理的に考えるのが左脳、喜怒哀楽は右脳で起こります。羽生さんは、冷静な左脳と熱い右脳をバランスよく使えるから強いんです。


Q.将棋のやり方を覚えるにはどうしたらいいですか?

羽生:友だちに教えてもらうとか、本で覚えるとか、また、DS等のゲームソフトでも覚えられるようになっています。自分に合った楽しい方法で覚えてください。

茂木:将棋は1日で簡単に指せるようになるそうですので、頑張って覚えてね。

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2009年12月14日に足立区竹の塚小学校で行われた羽生善治氏と茂木健一郎氏による特別対談授業を再構成しました。

このサイトは社団法人日本将棋連盟発行小冊子「将棋は脳を育てる」の内容をホームページ化したもので、
より多くの方にご覧いただくことを目的に公開されています。