乗車前点検について

自転車を購入後、しばらく乗ると各部になじみが出てきて緩みが生じることがあります。
乗る前に次の点検をしましょう。
尚、購入後2カ月目には初期点検を行い、1年に1回自転車店で定期点検を行いましょう。
お子さまはなかなか使用中の異常を感じ取れないかもしれません。親御さんが日常的に点検を行うことで気付けることがあるかも知れません。
下記参考にしていただければと思います。

1、ネジのゆるみの点検
自転車を20cmくらい持ち上げて地面に落とし、雑音が出ないか確認しましょう。雑音が出るときはどこかのネジがゆるんでいます。
車輪、ブレーキ、チェーンケースなどのネジがゆるんでいないか確認してください。

 

2、ブレーキの作動点検
前後のブレーキレバーを別々に引きながら自転車を上からおさえて前方に押し進めてみます。このときに車輪が回ってしまわないか確認します。
危機が悪いときや、ブレーキレバーの遊びが大きい時は自転車店で点検を受けましょう。

 

3、サドルの点検
自転車を押えながらサドルを上下左右に両手で動かしてみます。動くと不安定で危険なのでシートポスト挿入部のシートピンを締めつけます。

 

4、車輪の振れの点検
スポークが切れていたり緩みがあるとリムが大きく振れてタイヤが車体やブレーキに接触して危険です。自転車店で点検を受けましょう。

 

5、各部の変形の点検
ギヤクランクや前フォーク、フレームに曲がり、変形、ひび割れ、塗装の細かいシワ・膨れなどがないか確認します。異常のある場合は自転車店で点検を受けましょう。

 

6、チェーンの点検
たるみが大きくなると走行時にチェーンが外れやすくなります。
チェーンは消耗品です。自転車店で点検を受けましょう。また、走行中に衣服の裾などがチェーンに巻き込まれないようにお子さまの服装などにご注意ください。

 

7、前後車輪の固定の点検
車輪を叩いてみてガタなどがないか点検してください。特に前車輪の固定が緩いと段差などの乗り越えのときに脱輪する危険があります。脱輪防止爪が付いているものは爪がフォークの穴にしっかりと掛かっているか調べてください。

 

8、タイヤの空気圧の点検
空気が減っていると漕ぎが重くなったり、段差乗り越え時にパンクの原因になったりします。
標準空気圧はタイヤの側面に記載されています(※※※kpa等)。
空気の入れ過ぎもパンクの原因になりますのでご注意ください。
特に幼児車は夏場に空気を入れ過ぎると地面の熱で加熱され空気が膨張し、バーストの原因になることがあります。夏場は少し空気圧を低めにすると良いでしょう。
空気が抜けきった状態から空気を入れる際には一気に入れずにタイヤを揉みながら(チューブとなじませながら)少しずつ入れるようにしてください。

 

 

 

9、ハンドルの点検
ハンドルを上写真のように両手で下方に力いっぱい押し下げてみます。また、前輪を股に挟んでハンドルを前後左右に回してみます。ハンドルが動いてしまうことがないか、確認してください。ハンドル部分が左右や前後、または全体が上下に動いてしまう場合は、ネジの締め付けが必要です。自転車の種類によって締め付けのネジの本数や、締め付け部の形状が異なります。少しでも不安なときは自転車店で点検/整備をしてもらいましょう。

 

クランプタイプ(1本ネジ)

幼児自転車によく見られる、ハンドルが1本のネジでクランプのように挟み込まれて固定されているタイプ。ハンドルが前後に動いてしまう場合はのハンドルを挟み込んでいるボルトを締め付けます(写真左)。ハンドルが左右に回転してしまう場合や、ハンドル全体が上方向に動く場合は、ハンドル軸からつながっているボルトを締め付けます(写真右)。

 

キャップタイプ(4本ネジ)

ハンドルの脱着や確実な締め付けなどがしやすいように、4本(又は2本)のキャップで挟み込んで取り付けられている、スポーツタイプの自転車でよく見られるタイプ。ハンドルが前後に動いてしまう場合にはハンドルを固定しているキャップの4本のボルトを締め付けます(写真左)。ハンドルが左右に回転してしまう場合や、ハンドル全体が上方向に動く場合は、ハンドル軸からつながっているボルトを締め付けます(写真右)。

 

10、ベルの点検
安全の為にベルが鳴るか点検してください。
ベルの装着は道路交通法で定められています。

 

11、クランク(ハンガー)部のガタの点検
乗ってみてペダルにガタを感じたらクランクのネジの緩み、ペダルのネジの緩み、ハンガーワンのネジの緩みなどが考えられます。いずれも危険ですので自転車店で点検を受けましょう。

 

12、補助輪の点検
補助輪を付けている場合、車体を垂直に立てた状態で左右の補助輪が地面から1~2cm離れているか確認してください。(左右の補助輪と後輪が3点とも接地していると、後輪が空回りして走行することができません)

その他、ワイヤーのホツレ、各部のガタつき、可動部が円滑に動くかなど点検し、重大な故障・事故が起きないようお子さまの愛車は親御さんがしっかりと見守ってあげましょう!

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