パンクの修理をしてみよう〜バルブの修理

パンクの修理をしてみよう〜バルブの修理_eyecatch

自転車がパンクしてしまったら……

子ども用にのみならず自転車のトラブルと言えば「パンク」。今回はパンクの種類とその対処方法について説明してきます。

 

パンクの原因を見極める!

タイヤがぺしゃんこになり、「パンクかな?」と思ったら、まずはポンプで空気を充填して、それでも空気が抜けるようなら「パンク」と判断して、自転車屋さんに持っていかれる方がほとんどですよね。ただ、こうした「空気を入れても抜けてしまう」という状態にもいくつかのタイプがあり、場合によっては自分でも簡単に直せてしまうことがあるのをご存知ですか?

(1)チューブの破損

タイヤの中に入っているチューブに穴や亀裂ができていて、そこから空気が漏れてしまうパターン。これは正真正銘の「パンク」です。修理にはチューブを交換するかチューブを補修することが必要で、タイヤを外す工具や技術があれば補修は可能です。でも、基本的には自転車店で修理してもらうのがいいでしょう。

 

(2)バルブ部分の不具合

チューブは正常なのに「バルブ(空気を入れるところ)」から空気が漏れてしまうパターン。この場合はバルブ部分の修理だけで改善できることがあります。「パンク=チューブの破損」だと決めつけないで、まずはバルブを調べてみてください。実際、「チューブに穴が空いていると思ったらバルブから空気が漏れているだけだった」というケースも案外多いのです。

バルブの修理も自転車店に任せれば間違いはないですが、実は簡単にしかも安価に修理ができる部分なので、ご自身で修理に挑戦してみるのもいいかもしれません。もちろん作業は自己責任となりますので、少しでも不安な部分があるときは、自転車店に相談してくださいね。

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バルブの交換をしてみよう!

(1)バルブの形状を確認する

まずバルブの形が「英式バルブ(イングリッシュバルブ)」と呼ばれる手で回して分解できるタイプであることを確認します。このタイプは子ども用自転車だけでなく、一般的な大人用自転車に最も広く採用されているタイプです。英式以外のバルブの場合、修理は基本的には不可能ですので自転車店で見てもらいましょう。

 

(2)パーツを分解していく

タイヤのバルブをカバーしているゴムキャップを外したら、空気を入れる部分のリング状のネジになっているパーツ(トップナット)を時計回り(締め込む方向に)に回してみます。ここがゆるんでいる場合は締め直すだけで、空気漏れが直ることもあります。

ゆるみがなかった場合は、ネジパーツを半時計回りに回して外します。すると先端に空気穴の空いたストローのような金属パーツ(バルブコア)が露出しますので、これを引き抜きましょう。引き抜くとその金属パーツの下側には黒いゴムチューブ(虫ゴム)がついています。実はこのゴムチューブが入った空気を止める役割をしているんです。ゴムチューブがついていなかったり劣化して短くなったり切れている場合は、このゴムチューブを新しいものと交換することで、空気漏れを修理することができます。

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(3)修理をしてみる

修理するときは、金属パーツからまずゴムチューブをきれいに取り除きます。再利用はしないので切り取っても構いません。次に新しいゴムチューブを準備します。このゴムチューブは「虫ゴム」という名前の自転車部品で、自転車店やホームセンターなどで100〜200円程度で売られています。

虫ゴムを外した金属パーツに取り付けしっかりはめ込みます。金属パーツに開いている小さな横穴を完全に覆い、かつ金属パーツにある虫ゴムの嵌め込み突起の部分までしっかりとゴムがかかるようにはめ込みます。多少力がいるかもしれませんが少しずつ指でずらしていけばできます。新しい虫ゴムがついたバルブコアをバルブに差し込んでセットし最後にトップナットでしっかり時計回りに締め込めば完成です。

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(4)修理完了

全ての行程が完了したら、空気を入れてみて漏れがないか確認してみてください。漏れがなければ修理は完了です。空気が漏れてしまう場合は他にも原因がある可能性がありますので、自転車専門店などで見てもらいましょう。

 

困ったときは自転車専門店へ!

今回紹介したバルブ部分の修理は、パンク修理の中でも簡単なものです。自分で修理ができると自転車への愛着もわくので、興味のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。少しでも不安な場合は、お近くの自転車店に修理を依頼することをオススメします。

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