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乗れた時は映画のワンシーンみたいで感動!|アイラちゃん(当時4才)

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乗れた時は映画のワンシーンみたいで感動!|アイラちゃん(当時4才)

補助なし自転車デビューしたアイラちゃん(当時4才)のママ、H.K.さんが教えてくれた「のれた!物語」を紹介します。

真っ赤のフレームにひとめぼれ

アイラは赤色が大好きなので家にきたこのディーバイクという自転車をとても気に入った様子で、いろんな箇所を触ってチェックしていたのをよく覚えています。同じ赤い色のヘルメットも手に入れて準備万端、はりきって早速自転車の練習をはじめました。

バランスバイクとのちがいに悪戦苦闘

最初は自転車に慣れさせるために、転んでもケガをしにくいように芝生の上で、ペダルをはずして足けりのバランス練習からはじめました。
小さいころからバランスバイクをのりこなしていたので、自転車もすぐにのれるものだと思っていたんですが……バランスが取れてきたかと思ったら、コテンと転んでしまうアイラ。バランスバイクと比べて、やはり自転車は大きさも重さも大きくちがうからなのでしょうか、はじめはバランスをとることも難しい様子でした。
でも、その表情は真剣そのもの。転んでも泣くことなく、何度も自分から自転車にのって、前へ進もうとするんです。頑張っている姿に、思わずぐっときてしまいました!

「ペダルをこぐ」は思ったよりも難しいみたい

1、2日練習を繰り返していくうちになんとか転ばずに前へ進めるようになり、自転車にも慣れてきたようだったので、「ペダルをつけてこぐ」にチャレンジすることにしました。 ところが、ペダルがついているのりもので遊んだ経験がないからなのか「ペダルをこぐ」ということの意味と感覚がまったくなかったようで……それを教えるのに苦労してしまいました。前にこぐつもりが後ろにこいでしまったり、足にばかり集中しすぎてバランスを取ることを忘れてしまったり。アイラも悔しそうな表情を浮かべながら、練習に励んでいました。
ただ、こぎ方がわかると「こういう仕組みだったのか!」と言わんばかりの笑顔を見せてくれました。ちょっぴり成長したようで、私もとっても嬉しかったですね。
ペダリングの感覚は少しつかんだようでしたが、それでも「こぎながらバランスを取る」という自転車の感覚を体に身につけるのはなかなか難しいことみたい。後ろで支えている手を離すとすぐに転んでしまうんです。転ぶたびにアイラもテンションが下がるようで…あきらめず練習を続けるようにモチベーションを上げさせるのが大変でした。

のれた瞬間は映画のワンシーンみたいでした

その日もいつものように、自転車を支えてあげながら練習していたんです。でも以前よりなんだかバランスが取れていたので、そっと手を離してみることに。すると、どうでしょう。ペダルをこぎながら、まっすぐ進むことができたではないですか!!!
アイラは最初、支えがなくなったことに気がつかなかったみたいで、「ひとりでのれているよ!」と声をかけると、驚きながらも満面の笑みに。その様子は映画のワンシーンのようにとても感動的でした!
我が家に自転車がきてからおよそ2ヶ月、ようやくひとりで自転車にのれるようになったアイラ。練習の頻度がそこまで多くなかったこともあって少し時間はかかってしまいましたが、のれるようになった今振り返ってみると、頑張って練習したことも含めてとてもいい思い出です。
あれから冬に入ってしまったこともあり、自転車にのる機会は減ってしまったのですが、暖かくなってきたらアイラと2人、女同士でサイクリングをしてお買い物に出かけたいと思っています。

どうやってモチベーションを維持させるかが肝心

将来の補助輪なしの自転車を考えて、小さいころからバランスバイクで遊んでおくことは効果的だと思っていました。たしかにバランス感覚についてはアイラも多少、身についていたのかな。でも、うちの子どもの場合もそうだったのですが、自転車にのるには「バランス感覚」だけでなく「ペダルをこぐ感覚」が必要で、これを教えるのがすごく大変だったです。これはちょっと盲点でした。

また子どもは気まぐれなので、うまくのれるようになるまではダダをこねたり、「もうやらない!」となってしまうことよくありました。そんなとき、我が家の場合では「のれたら遠くまで行けるようになるよ」「一緒にサイクリングしようね」と、のれたあとの楽しいことが想像できるような言葉をかけてあげるのがとっても効果的でした。
子どもがあきらめず練習を続けるモチベーション保てるようにうまく誘導してあげることも親ができる大切なサポートなのかな、と今では感じています。

※ディーバイクマスタープラスについてはこちら

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