子どもはすぐに成長するもの。そのため、「すぐに大きくなるから」と、あらかじめ大きめの自転車を買い与えようと考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。しかしサイズのあわない自転車は、子どもがうまくのりこなせず、思わぬ事故やケガにつながるおそれがあります。ほかにも、ペダルがうまくこげなかったり、バランスを取りづらかったりして、子どもが自転車に苦手意識をもつことも考えられます。
子どもが安全に自転車にのるためには、からだの成長に合った自転車を選ぶことが大切です。
この記事では、子どものからだに合った自転車を選ぶために、知っておいたほうがいい情報や選ぶポイントについてご紹介します。
目次
子ども用の自転車サイズの種類
子ども用の自転車サイズは一般的に、①子どもの年齢・身長、②インチサイズを見てから選ぶ方が多いのではないでしょうか。この2つは自転車のサイズ選びの目安としてよく確認されています。
一般的なインチサイズと子どもの年齢・身長の目安は以下の図のとおりです。
しかしこの図をそのまま参考するにはすこし注意が必要です。自転車は、メーカーによってフレームサイズや、サドルから足までの高さにちがいがあるためです。
たとえば、自転車インチのサイズがおなじ22インチでも、サドルの位置が高いメーカーもあれば低いメーカーもあります。つまり、22インチだから必ず126cm〜145cmが適応身長になるとはいいきれないのです。子どもの適応身長もインチサイズも、大まかな目安と考えてください。
アイデスの自転車は低床フレーム設計で子どもが安心してのれる
アイデスの自転車は低床フレームを採用。サドルを支えるフレームの長さが短く設計されています。そのため、サドルの位置が一般的な自転車よりも低くなり、足つきがよくなるメリットがあります。
たとえば、アイデスの14インチの自転車「MASTER+14」の適応身長は「90cm〜」ですが、一般的な14インチの自転車の場合、適応身長が「95cm〜」となっています。アイデスの「MASTER+14」はおなじ14インチでも5cm身長が低くてものれる設計なため、より長くおなじ自転車をのり続けられるのです。
一般的なインチサイズだけを見ると「子どもにはすこし大きいかな?」と思うサイズでも、アイデスの低床フレームなら、サドルの高さが低いため、のれる可能性も。
また低床フレームでサドルの位置が低くなるため、足つきもよくなります。とくに14~18インチの子どもがはじめて自転車にのる車体は、かかとが地面にべったり付くサイズのため、子どもがのりやすい設計になっています。
インチサイズ | アイデスの自転車の適応身長 | 一般的な自転車 の適応身長 |
14インチ | MASTER+14:90cm〜103cm(最低地上高39.5cm、最高地上高49cm) | 95cm〜114cm |
16インチ | MASTER+16:95cm〜111cm(最低地上高45cm、最高地上高55cm) プリンセスゆめカワ16:85cm〜111cm(最低地上高37.5cm、最上地上高57cm) | 101cm〜119cm |
18インチ | MASTER+18:103cm〜116cm(最低地上高49cm、最高地上高59cm) プリンセスゆめカワ18:93cm〜116cm(最低地上高42.5cm、最高地上高62cm) | 106cm〜123cm |
20インチ | XSTREET20S:111cm〜138cm(最低地上高56cm、最高地上高73cm) | 114~137cm |
22インチ | チェアリー22:118cm〜149cm(最低地上高58cm、最高地上高77cm) | 126~145cm |
24インチ | XSTREET24S:125cm〜154cm(最低地上高63cm、最高地上高84cm) チェアリー24:122cm〜154cm(最低地上高61cm、最高地上高80cm) | 137cm以上 |
26インチ | XSTREET26S:135cm〜168cm(最低地上高68cm、最高地上高89cm) | 140cm以上 |
事故を防ぐために!子どもに適したサイズの自転車を選ぶポイント5つ
子どもが楽しく安全に自転車にのれるように、からだのサイズに合った自転車を選んであげたいですよね。そこで、子どもにピッタリのサイズの自転車を選ぶポイントを5つ解説します。
メーカーごとのサイズ感を確認する
自転車はメーカーによってサイズ感が異なります。インチサイズが自転車のサイズ選びの目安にはなりますが、最終的にはメーカー・車種それぞれのサイズの確認が必要です。子どもの身長や股下と自転車のサイズが合っているかを確認しましょう。
安全の目安は「足がぴったり地面に着くかどうか」
「サドルを一番下まで下げたときに両足が地面にペッタリと着くこと」が子ども用自転車の安全面を確かめるポイントです。
足つきが安定することでバランスが保たれ、安心して自転車にのれます。アイデスの自転車は低床フレームでサドルの位置を低くすることで、子どもの足つきがよくなり安心してのれるように設計しています。
ペダルとハンドルの位置も確認する
ペダルに足をのせたときに、どの程度、膝が曲がるかも確認しましょう。ペダルを6時の位置(真下)にしてサドルに座ったときに、膝が軽く曲がるぐらいのサイズがベストです。膝が伸びきっていたり、逆に膝が大きく曲がっていたりする場合、こぐときの力が上手くペダルに伝わらないため、こぎにくくなってしまいます。
また、サドルに座ったときのからだとハンドルまでの距離と高さも確認しましょう。サドルを適切な高さに調節してハンドルを握ったとき、肘が軽く曲がる程度がベストの位置です。肘が伸びきってしまったり、極端に曲がってしまったりする状態だと、ハンドル操作がスムーズにできないうえに、安定せず走行中にふらついたり、ハンドルが切れずに転倒したりするおそれがあります。
オンラインではなく店頭で見て選ぶ
オンラインで確認できる商品情報だけで、子どものからだに合った自転車かどうか判断するのは難しいですよね。
実際に自転車にのってみないと、足つきがよいかどうか、ペダルを足にのせて違和感がないかといった細かい確認ができません。店頭なら、子どもの体格にあわせてサドルの高さや位置を調整して実際に安全かどうかを確認してもらえます。
成長にあわせて自転車を買い替える
買い替えの目安は2サイズ飛ばしがおすすめです。
たとえば、最初に12を買ったら次は16、その次は20というように、サイズは2つ飛ばしくらいで買い換えると、無理なくのり換えられます。子どもが成長すると、自転車のサイズはどうしても合わなくなってしまいます。子どもの安全のためにもサイズが合わなくなったら、自転車の買い替えを検討しましょう。
さらにくわしく自転車の選びのポイントを知りたい場合はこちらの記事を読んでみてください。
まとめ
子どもが無理なくのれる、身長に合った自転車を選ぶことが、安全に自転車を楽しめるコツです。子どもの成長にあわせて、定期的な自転車の買い替えを視野に入れましょう。
アイデスは品質に対する一貫した管理体制を設け、安心安全にこだわった自転車づくりをおこなっています。子どもが無理なく安全にのれる自転車をアイデスで探してみませんか。
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