そろそろ子どもに知育玩具を買ってあげようか……と考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。知育玩具にはさまざまな種類があり、玩具の特徴や伸ばせる能力は千差万別です。「どうやって選んだらいいんだろう?」と悩んでしまいますよね。
こちらの記事では、購入する知育玩具を迷っているパパ・ママに向けて、おすすめの知育玩具についてご紹介しています。知育玩具の選び方についても解説しているので、ぜひ購入の参考にしてくださいね。
目次
知育玩具は何才から必要?
知育玩具は0才から用意してあげるのがおすすめです。「0才からだと早すぎるのでは?」と思うかもしれません。しかし0才のときから知育玩具で遊びはじめることで、子どもの成長に効果的な理由があります。
0~1才で赤ちゃんの脳の大きさは約2倍に
赤ちゃんはからだの発達よりも脳の発達のほうが早くからはじまります。そのため0〜1才のあいだに赤ちゃんの脳の大きさは約2倍に。脳は0才からすぐに発達をはじめるため、この時期から知育玩具を用意してあげることで、脳に刺激を与え成長によい効果をもたらします。
知育玩具で伸ばせる能力とは
知育玩具で伸ばせる能力はさまざまです。手先の器用さ、集中力、創造力、視覚、聴覚、触覚、考える力、身体能力など、子どもに必要な能力全般を伸ばせます。
しかし知育玩具によって伸ばせる能力は異なります。たとえば手先の器用さを中心に伸ばせる積み木や、視覚や聴覚によい刺激を与えるベッドメリーなどです。伸ばしたい能力に応じて知育玩具を適切に選んであげるとよいですね。
0~1才におすすめの知育玩具&選び方
0〜1才にかけて子どもは脳も身体も大きく成長します。しかし月齢や発達によってはまだまだできないことも多いため、発達段階にあった知育玩具を用意してあげましょう。
発達段階にあわせて選ぼう
0~1才の子どもとひと口に言っても、生後3ヵ月以内、3ヵ月以降、6ヵ月以降ではできることが大きく変わっていきます。発達段階にあわせて、商品に表示される対象年齢を参考に知育玩具を選びましょう。
おすすめ知育玩具1:ベッドメリー
生後すぐからつかえる知育玩具は、ベッドメリーです。ベッドメリーは赤ちゃんの頭上でおもちゃがぐるぐると回る知育玩具のこと。ハイハイも立ち歩きもできない赤ちゃんでも、寝ながらベッドメリーに吊るされた玩具を目で追って、視覚の発達を促します。またベッドメリーから流れる音を聴いたり、触ろうと手を動かしたりすることで五感や身体機能も刺激されます。
おすすめ知育玩具2:ボール
生後3ヵ月を過ぎた赤ちゃんにおすすめの知育玩具は、ボールです。生後3ヵ月になると首が座り、手足を動かせるようになります。ボールなら複雑な指先の動きができなくても楽しめますね。子どもの近くに転がしてあげれば、好奇心を刺激して寝返りやハイハイを促す効果も。
おすすめ知育玩具3:積み木、楽器
生後6ヵ月を過ぎた赤ちゃんにおすすめの知育玩具は、積み木や楽器です。生後6ヵ月になるとお座りをして、両手で遊べるように。聴覚も発達して音に反応するようになるため、遊びの幅が広がります。積み木で指先の器用さや集中力、創造力を養い、楽器で聴覚やリズム感覚を伸ばせますよ。
1才の子どもにおすすめの知育玩具についてもっとくわしく知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。
2~3才におすすめの知育玩具&選び方
2〜3才になると、手先が器用になりすこし複雑な遊びができるようになります。0〜1才のときよりも創造力や手先の器用さが必要な知育玩具を用意してあげましょう。
形や順序の感覚の助けになるものを選ぼう
2〜3才の子どもは、遊びの基礎を理解し、創造力を養う「形」や観察力を養う「順序」の感覚が身につきます。これらの感覚を育み、手先も器用になる知育玩具を選んであげましょう。
おすすめ知育玩具1:パズル
パズルを完成させることを通して指先の器用さ、観察力、空間認知力が高められます。色や形の認識ができるようになるため、自然と脳の発達を促進。目で見た情報と手の動きをあわせて動かす練習ができます。
1才から遊べるかんたんなパズルも販売されているため、子どもの発達にあったパズルを選んであげましょう。
おすすめ知育玩具2:お絵かきボード
お絵かきをすることで創造力や集中力、手先の器用さを伸ばせます。お絵かきボードは自由に消したり描いたりできるため、思う存分お絵かきを楽しめます。
おすすめ知育玩具3:ままごとセット
2〜3才の子どもは大人の真似ごとをしたくなります。料理や掃除、家族設定など大人の真似となるシチュエーションを考えながらままごとセットで遊ぶことで、想像力を養えますね。お友達やパパ・ママと遊ぶことで社会性も伸ばせます。
おすすめ知育玩具4:粘土
粘土は、触感を楽しめて自由に形をつくれるため、創造力や集中力、手先の器用さを伸ばすのに適しています。粘土の触感を楽しみながら自由に形をつくることで、子どもの発想が豊かになりますよ。
色つきの粘土であれば色を混ぜられるため、色彩感覚も身につけられます。
4~6才におすすめの知育玩具&選び方
4〜6才になると、子どもは言葉や数字に関心をもつようになります。また複数人で楽しむゲームのルールを理解できるようになるため、遊びの幅も広がります。
協調性やコミュニケーション能力を養うものを選ぼう
3才以下ではひとり遊びができる知育玩具が中心だったのではないでしょうか。4才以降は幼稚園に通いはじめる子どもが増え、家族以外との関わりが活発になります。そのため、複数人で楽しめる協調性やコミュニケーション能力が養える知育玩具を選んであげるとよいでしょう。また言葉や数字をつかった知育玩具で、小学校就学前の準備をしてもよいでしょう。
おすすめ知育玩具1:カードゲーム、ボードゲーム
カードゲーム、ボードゲームは、ルールを理解して大人数で遊ぶ知育玩具です。コミュニケーションをとる楽しさを感じながら、社会性や協調性を養えます。またゲームで勝つための戦略を自分で考えるようになるため、論理的思考力も育めますよ。
おすすめ知育玩具2:ブロック
ブロックは、組み合わせることでさまざまな形が作れる知育玩具です。できるだけシンプルなブロックを選んであげるとアイディア次第で遊びの幅が広がり、創造力や集中力、手先の器用さを育めます。
おすすめ知育玩具3:立体パズル
立体パズルは、器用さや創造力だけでなく空間認知力も養える知育玩具です。パズルの触り心地や重さを気持ちよく感じながら組み立てます。難易度のやさしいものから難しいものまであるため、子どもの様子を見て、無理なく取り組めるものから用意してあげるとよいでしょう。
おすすめ知育玩具4:地球儀
地球儀は、国や都市、地形などの知的好奇心を育みます。振り仮名がふってある子ども向けの地球儀なら、4〜6才の子どもでも無理なく勉強できます。小学生になる前に地球儀に触れておけば、理科の天体学習や社会科の地理を勉強する準備にもなりますね。
おすすめ知育玩具5:ノートパソコン型知育玩具
ノートパソコン型の知育玩具は、インターネットの普及が著しい現代にぴったり。小学校からパソコンやタブレットで勉強する機会が増えているため、ノートパソコン型知育玩具をつかって、ICT機器のつかい方やタイピングに慣れておくのもおすすめです。また英語や漢字などの学習アプリで勉強ができるため、小学校入学前の事前学習にもつかえます。
しかしなかにはオンラインゲームもあり、長時間の使用は脳に悪影響を及ぼす危険性があるため、利用時間には注意しましょう。
知育玩具を選ぶときの注意点
知育玩具はそれぞれ対象年齢や伸ばせる能力が異なるため、子どもにあったものを選んであげることが大切です。知育玩具を選ぶ際に注意したいポイントを5つご紹介します。
子どもが興味を持てるものを選ぼう
子どもが興味を持てる知育玩具でなければ、せっかく用意してあげても遊んでもらえません。子どもの日々の行動をしっかり観察して、興味をもってくれそうなものをチェックしておきましょう。
音が大きすぎる知育玩具は避けよう
音が鳴る知育玩具を選ぶ際には、音の大きさに気をつけましょう。大きすぎる音は子どもの聴覚に悪影響を与えてしまいます。また大きな音が騒音になって、近所迷惑になってしまうことも。子どもと生活環境のためにも音の大きさが適度な知育玩具を選びましょう。
知育玩具に興味を持てない子どもには、キャラクターもので
知育玩具になかなか興味をもってもらえなかったり、玩具に対する警戒心が強かったりするときは、キャラクターものの知育玩具がおすすめです。子どもが好きなキャラクターの飾りやプリントがある知育玩具なら、積極的に遊ぼうと思ってもらえます。
安全性やメンテナンス性もチェック
子どもはときに大人が想定もしない動きをしてしまうものです。知育玩具を口に入れようとしたり舐めたりしてしまうかもしれません。知育玩具の構造や素材の安全性を確認したうえで子どもに与えましょう。
また免疫力がまだ弱い子どものために、毎日丸ごと洗えるメンテナンス性の高いものを選ぶこともポイントです。
対象年齢にあっているものを選ぼう
メーカーが記載している対象年齢を確認したうえで知育玩具を選びましょう。対象年齢が当てはまらない知育玩具を子どもに与えてしまうと、効果が十分に発揮されない可能性も。
子どもの知能を伸ばすなら「運動遊び」は必須
知能を伸ばすなら、からだ全体をつかった「運動遊び」は必須。知育玩具での遊びは手先の細かい動きが中心です。しかし運動遊びなら、走ったり跳んだりからだ全体を動かすことで、基礎体力の向上や健康的なからだづくりにつながるだけでなく脳を鍛えます。
「知能」と「運動能力」には相乗効果がある
実は「学力」と「運動能力」には相関関係があります。アメリカでおこなわれたカリフォルニア州の小・中学生を対象にした調査「カリフォルニア州の体力と学力の相関関係」によると、運動能力が優れた子どもは学習成績も優秀な傾向にあるという結果が出ています。
知育だけではなく、運動を通して健やかなからだづくりや脳の成長を促すことも子どものバランスのよい発達には欠かせません。
アイデスの三輪車で室内でも運動しよう
アイデスのディーバイク ミニ プラスは、小さな子どもでも無理なくのって遊びながら運動能力が養われるようにつくられています。たとえば前輪が2輪で後輪が1輪であることで、体重をかけても転びにくく、ハンドルをもってのつかまり立ちやのり降りの練習ができるように。さらに床をキズつけにくい発泡タイヤを使用しているため走行音が気にならず、室内でも元気いっぱい運動することが可能です。ディーバイク ミニ プラスにのることで、バランス感覚や体幹、足腰が鍛えられますね。
バランスボールのような触り心地のブルーナボンボンにのってぴょんぴょん跳ねたり、すこしサイズの小さいブルーナボンボン ミニは触ったり抱っこしたりして、室内でも楽しく遊べます。
まとめ
知育玩具にはさまざまな種類があります。対象年齢や伸ばせる能力に違いがあるため、知育玩具を選ぶときは、それぞれの特徴をおさえ、子どもにぴったりの知育玩具を探しましょう。
またからだを動かすことも知育に効果的です。室内でも元気いっぱい運動できる三輪車で運動能力を伸ばすことで、結果的に知能も伸ばせますよ。
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