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【子育てに悩んでいる方へ】2才の子どもの育て方とは|反抗期を一緒にのりこえよう

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【子育てに悩んでいる方へ】2才の子どもの育て方とは|反抗期を一緒にのりこえよう

2才から始まることが多い、はじめての反抗期。何に対しても嫌がる子どもを前に、どう接すればよいのかわからないパパ・ママは多いのではないでしょうか。

この叱り方であっているのか、外出先でぐずったときはどうしたらいいのか、さまざま不安があると思います。そこでこの記事では、2才の子どもの育て方やシチュエーション別対処方法などを紹介します。

魔の2才児=自我の芽生え

お皿に手を伸ばす子供

2才の子どもはからだの成長だけでなく、こころや脳も著しく発達します。いままでパパ・ママに頼りきりで行動していましたが、自分でできることが増えて「自分でもやりたい」という欲求が生まれます。これが「イヤイヤ期」です。食事も着替えも片付けも全部「イヤ」と言って、自分でやろうとします。その姿から「魔の2才児」ともいわれますが、子どもの自我が芽生えているサインです。

自分でやりたいのにうまくできずに癇癪を起こしている子どもには、「きっとできるよ」「次はできるように頑張ろうね」と声をかけてあげることで、安心して再挑戦する気持ちを持てます。

対応が難しいイヤイヤ期ですが、子どものからだとこころがしっかり成長している証拠です。癇癪を起こしたりぐずったりして言うことを聞いてくれないときは、つい叱ってしまうかもしれませんが、一度深呼吸して落ち着きましょう。

のりものメーカーが解説する2才のからだの成長とは

2才の子どもはどのようなからだの成長をするのでしょうか。子ども用三輪車・自転車メーカーのアイデスが解説します。

子どもは1才前後で歩きはじめ、2才にはしっかりと歩けるようになっていきます。足の筋力はまだ弱いですが、練習によってペダルをこぐ力は身につけられます。そのため、三輪車でペダルをこいで足の筋力や体幹を鍛えたり、キックバイクで地面を蹴ってバランス感覚をつかんだりするのにぴったりのタイミングです。

手先も器用になるため、三輪車やキックバイクの操作に慣れてきたらブレーキ操作の練習を始めてもよいでしょう。

2才は運動能力が大きく伸びる時期なので、積極的にからだを動かすことで、運動神経の向上につながります。

2才向け三輪車についてもっとくわしく知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。

この叱り方はあってる?2才の子どもの育て方とは

嫌がる子供と母親

2才の子どもはなんでも自分でやりたがり、自己主張をするようになります。しかし良い悪いの区別があいまいで、欲求・感情の制御がまだうまくできないため、ときに子どもは間違ったことをしてしまいます。

こんなときは子どもを叱ると思いますが、その叱り方は正しい叱り方でしょうか。2才の子どもにあった叱り方を解説します。

子どもの話をきちんと聞く

子どもが間違ったことをしたとき、頭ごなしに叱ったり、否定したりしていないでしょうか。感情的に叱ってしまうと、子どもはなぜ叱られたのかがわからず、おなじことを繰り返してしまうことも。まずは「なぜケンカをしてしまったのか」を聞き出し、「なぜそれがよくないのか」「どうすればよかったのか」を子どもに寄り添いながら伝えるようにしましょう。

子どもはうまく言葉にできず、時間がかかるかもしれませんが、それでも「きちんと聞く」ことが大切です。

叱るべきところは叱り、褒めるべきところは褒める

子どもの間違った行動は目につきやすく、つい叱りがちになります。たとえば「友だちからおもちゃを取った」という行動は、子どもを叱るべきタイミングです。

しかし褒めるべき行動は大人にとっては「当たり前」なことが多く、見逃しやすいです。たとえば「友だちからおもちゃを取らずに我慢した」という行動は当たり前に思えますが、子どもは「我慢する」という褒められるべき行動をしています。そこに気づいてあげて、「我慢できてえらいね」と褒めてあげましょう。

いけないことをしたら叱る、よいことをした褒める、このメリハリをつけることが大切です。

こんなときはどうのりこえる!?イヤイヤ期のシチュエーション別対処法

幼い子供にご飯を食べさせる母親

パパ・ママの頭を悩ませるイヤイヤ期。ここからは具体的なシチュエーション別対処法を紹介します。

入浴

お風呂場に連れて行こうとすると、まだ遊んでいたいと泣きわめいて、お風呂に入ろうとしないことは多いのではないしょうか。

そのような場合は、お風呂場までの移動に遊びを取り入れてみてください。たとえばアイデスのディーバイク ミニ プラスで移動させ、遊びの延長でお風呂場まで連れていけます。

またお風呂には入っても頭やからだを洗うのを嫌がる場合は、シャンプーハットなどのグッズをつかったり、キッズ向けの泡で遊べるシャンプー・ボディーソープをつかうとよいでしょう。

食事

ご飯を食べさせようとしても、両手をばたつかせてお茶碗などをひっくり返し、「イヤ」といってご飯を食べてくれないときの対処法です。

無理にでも食べさせたほうがいいのか悩んでしまうかもしれませんが、食べないときはそこで食事を切り上げ、子どもから食べたいと言ってくれるまで待ちましょう。食事で大切なのは、子どもと一緒に楽しく食べることです。「一緒にご飯を食べると美味しいね」という会話をしながら美味しそうにご飯を食べるパパ・ママを見て、ご飯を食べてくれるようになるかもしれません。

そのほか、いつもママがご飯をあげているのならパパに変わってみたり、パンやおにぎりなどの手づかみで食べられるものを出したりして、普段とはちがう食事にすると食べるようになる子どもいるため、試してみてくださいね。

着替え

自分で着替えたいのに、うまくできなかったりパパ・ママに手伝われたりして、イライラが原因になって反抗していることが多い、着替え。子どもでも着替えやすいサイズが大きめな服を準備して、自分で着替えられるようにしてあげるとよいでしょう。

外出中

公共の場所であっても、子どもはお構いなしにぐずり、駄々をこねたり泣きわめいたりしますよね。周りからの目が気になって「早くなんとかしないと」と思っても、なかなか落ち着いてくれません。このような外出中にイヤイヤし始めたときには、ほかのもので気をそらせてみてください。お菓子をあげたり、おもちゃであやしたりしてイヤイヤしている状況に変化を与えてみましょう。

そのほか「何に不満を持っているのか」「何をしたかったのか」を聞き出し、子どもの気持ちに寄り添ってあげるのも対処法のひとつです。

ひとりで抱え込まないで子育て相談窓口に頼ろう

スマートフォンを見る女性

「魔の2才児」であるこの時期の子育ては、子どもに振り回されて毎日ヘトヘトになりますよね。子育ての大変さやイライラをうまく発散できればよいですが、近くに相談できる相手がいなかったり、パートナーが非協力的だったりすると、どうしてもひとりで抱え込みがちです。

しかし子育てはひとりで悩んでいても、すんなり解決できるものではありません。そこでだれでも子育ての悩みを気軽に相談できる窓口を紹介します。

市や区ごとの相談窓口

市や区には、それぞれ名称は異なりますが子育てに関する相談窓口があります。公式ホームページには子育て相談を受けつけている窓口の電話番号が掲載されています。お住まいの市や区で相談できる窓口がないか確認してみましょう。

エンゼル110番

エンゼル110番は、民間企業の森永コミュニケーションが運営する電話相談窓口です。妊娠中から就学前の子どもの育児について相談できます。公式Webサイトの「よくある相談」や「コラム」にも子育てに関するお役立ち情報がまとまっているため、一通り読んでみるのもおすすめです。

子育てに関する相談先についてもっとくわしく知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。

まとめ

はじめての反抗期で、パパ・ママもどのように対応すればよいかわからないことばかりでしょう。そのため、不安やストレスを感じるのは仕方ありません。しかしひとりで抱え込まず、周りの人や相談窓口を頼りながら対処法を一緒に考え、ため込まないことが大切です。感情的に叱ってしまったとしても自分を責めず、まずはだれかに悩みを相談してみましょう。

アイデス マガジン編集部

アイデスが発行するWebマガジン。「のりものと楽しむ子育てのかたち」を応援することをテーマに、自転車や三輪車やお遊びから子育てまで幅広い情報をお届けします!

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