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子どもの運動不足が問題に!原因・リスクと解消法を知ろう

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子どもの運動不足が問題に!原因・リスクと解消法を知ろう

我が子の生活を見ていても、「なんだかお外あそびが少ない気がする」「からだを動かす機会が減った」と思うときはありませんか?子どもの体力低下が問題になっているいま、この背景には「運動不足」という大きな課題があります。
感染症拡大の影響や天候によっておうち時間は増加し、子育てをする方にとっては「どうやって子どもの運動不足を解消すればよいのかしら」と悩みの種にもなります。そこで今回は子どもの運動不足について、運動不足のもつリスクや解消方法までくわしくご紹介します。

子どもの運動不足が問題に

走るおんなのこ

現在、子どもの運動不足が起こっていることは確かです。たとえば令和3年にスポーツ庁から発表された全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果では「令和3年度は令和元年に比べ、全国小中学生男女ともに体力合計点は低下した」(参照:https://www.mext.go.jp/sports/content/20211221-spt_sseisaku02-000019583_1.pdf)ことがわかっています。
いまの子どもがすごす環境としては、感染症拡大の影響で体育を含める学校での学習時間が減少し、テレビやスマートフォン・ゲーム機などとふれあう機会が増えました。こうした「運動以外のことに費やす時間が多い」のも体力低下・運動不足の要因になりますが、ほかにも課外学習や習いごとをこなす子どもにとっては、「運動する時間がつくれない」ことも原因のひとつです。
みなさんの中にも、「子どもを思い切り遊ばせてあげたいけれど、新型コロナウイルスの影響でおうちにこもってばかり……」と悩む声は多いのではないでしょうか。引き続き状況次第では、子どもの運動不足は加速すると考えられそうです。

子どもの運動不足の原因

電子ゲームを楽しむおんなのこたち

子どもの運動不足の原因をもうすこしくわしく見ていきましょう。

室内遊びの充実

通常のテレビ番組だけでなく、映像サービスを登録し子どもにテレビを見せているという方も多いかと思います。また、最近ではテレビゲームなどに子どもが触れる機会もあり、こうした映像の視聴時間であるスクリーンタイムは長時間化して増加する傾向にあります。
テレビゲームをすると運動能力が落ちるわけではありませんが、単純に室内遊びに時間をつかうとからだを動かす機会は減るでしょう。オンライン学習システムも充実しているため、運動のチャンスである外遊びに割かれる時間が少なくなっていることも、運動不足の原因のひとつです。

あそび場の減少

最近では公園で「ボール遊び禁止」「大声を出すのは禁止」「遊具使用禁止」とできないことが増え、さらに児童があそぶ公園自体が減少傾向である点が問題視されています。背景には少子化などさまざまな理由がありますが、あそびが制限され、のびのびあそべる場が減ると子どもの運動不足も進むと考えられそうです。

あそび仲間の減少

ママやパパの学童期に比べて、お子さまの児童数・生徒数は減ってはいないでしょうか。少子化の影響で一緒に遊ぶ「クラスメイト」「ご近所さん」は減り、さらに外出自粛の影響もあってお友達とふれあう機会は少なくなっています。
家庭によっても事情はさまざまで、自宅でオンライン学習をしないといけない、習いごとが多いという子は一緒に遊ぶことはできませんよね。運動はひとりでもできるものですが、子どもにとって楽しく運動するためには一緒に過ごす仲間が必要不可欠であり、これが失われつつある現代だからこそ運動不足が増えているのです。

子どもの運動不足が及ぼす影響とは?

屈伸運動をするこどもとママ

子どもの運動不足はさまざまな影響を引き起こします。なぜ、運動不足は解消しなくてはならないのか、いま一度考えてみましょう。

体力低下の悪循環が生まれる

運動不足でからだを動かさない生活をしていると、体力は当然低下します。体力が続かないからこそますますからだを動かさなくなり、悪循環が生まれてしまうのです。

健康リスクが高まる

令和3年度のスポーツ庁調査によると(参照:https://www.mext.go.jp/sports/content/20211221-spt_sseisaku02-000019583_1.pdf)肥満である児童生徒も増加していることがわかりました。肥満は高血圧・高脂血症などの要因になり、将来的な糖尿病をはじめとする生活習慣病・感染症にかかるリスクも高まります。
また、からだを動かさないことで姿勢が悪くなる・転びやすくなる・疲れやすくなるといったトラブルも起こる可能性は高まるでしょう。

意欲や気力が下がる

体力というのは精神的な要素もあり、たとえば「からだを動かすことでストレス解消になる」という経験をした方も多いかもしれません。慢性的な運動不足が続き、体力低下が起これば判断する能力やものごとにとり組む意欲、ストレスに打ち勝つ力も低下しがちとなるでしょう。

子どもの運動不足を防ぐために必要なこと

準備運動をする子どもとママとパパ

健康や体力にも悪影響が起こる子どもの運動不足。我が子には運動不足を解消し、からだを動かす機会を多くもって欲しいですよね。
子どもの運動不足を防ぐために、パパ・ママができることはたくさんあります。次は子どもの運動不足を防ぐためにやっておきたいことをチェックしておきましょう。

運動する習慣を身につけよう

運動不足を解消するには、とにかくからだを動かす習慣を身につけるのがいちばんの近道です。運動で得られた体力や能力を将来的にもちこすことはできませんが、運動を自然とこなす運動習慣はもちこせます。
とはいえ、「いつ頃から運動を始めればよいの?」と悩む方もいるかもしれません。子どもの発育を曲線グラフにした「スキャモンの発達・発育曲線」によると、0~10才までの子どもは、この期間のあいだに成人とおなじくらいまで運動能力にかかわる神経系が成長することがわかっています。この「運動能力の急成長期」である小さなうちから、運動を日常的におこない身近な存在にして、ママやパパが積極的に習慣化してあげるとよいでしょう。

子どもの“好き”を見つけよう

運動不足を解消したいけれど、「運動がなかなか続かない」「うちの子は運動が苦手みたい」と悩むこともあります。生まれつき運動が苦手・不得意ということはなく、まだ子どもにとって好きでのめり込める運動あそびと出会っていないだけかもしれません。

運動習慣を身につけるには、大切な3つの要素があります。

  • おもしろくてのめりこむ
  • 居心地がよい
  • みずから

自発的に子どもが「おもしろい」と思える運動があると、居心地よいために楽に継続できるのです。運動不足を解消するために専門的なスポーツ教室に通わせたり、ノルマをつくったりしなくてもOK。“運動あそび”として、好きで楽しくあそべる運動を子どもと一緒に見つけてみましょう。

親子で運動機会を増やそう

先ほどもご紹介しましたが、運動あそびをするには「遊び仲間」の存在が大切です。なかなかお友達と遊ぶことがかなわない状況ならば、親子で運動あそびをするとよいでしょう。ときには親が子供のあそび相手になる必要があります。子どもの運動不足もしっかり考えないといけませんが、親世代にとっても運動不足は他人ごとではありません。
親子で楽しくコミュニケーションをとりながら、運動を続けていけるとよいですね。

子どもの運動不足を“のりものあそび”で解消しよう

自転車にのるおとこのこ

子どもの運動不足解消のために、おすすめしたいのは「のりものあそび」です。自分専用ののりものがあれば、子どもにとっても運動への気分が上がりそうですよね。のりものあそびがもつメリットをご紹介します。

“のりものあそび”の魅力

のりものであそぶにはこぐ、動かす・止める・歩く・走る・バランスをとる・支えるなどさまざまな動きをおこないます。こうした複雑な動きを頭で考え、実行するための能力を「コーディネーション能力」と呼びますが、のりものあそびではコーディネーション能力が身につくことが魅力のひとつです。

さらに、のりものあそびは子どもにとっておもしろく、できるようになると居心地がよくて、「次はもっと難しいことに挑戦しよう」とみずから動き出すことができます。運動習慣を身につけるための要素も満たしているのです。
ほかにも体幹を安定させる「腸腰筋」、正しい姿勢を維持するのに必要な「背筋」「腹筋」にもアプローチできるため、運動不足解消だけでなく体力向上の効果も期待できます。

おうちの中でも楽しめる

ディーバイクミニプラスであそぶ子ども

(引用:https://www.idesnet.co.jp/products/dbikeminiplus-pooh/
アイデスが扱うのりものの中には、おうちで楽しめるものもあります。ぴょんぴょんと跳ねて遊ぶ「ブルーナボンボン」、三輪車デビューにぴったりの「ディーバイクミニプラス」「ディーバイクダックス」は1才からつかえるのりもので、おうちの中でも使用可能。
学校の授業・習いごとで運動する時間が少なくなる前に、幼少期から運動習慣を身につけたい方やコロナ禍で外出できないときにおすすめです。
→みなさんのおうちの中でののりものあそびは?「お家のなかでも遊べるのりもの!みんなの室内遊びをご紹介」

日常の移動が楽しい運動に

ディーバイクシリーズの自転車 ディーバイクマスタープラス

(引用:https://www.idesnet.co.jp/dbikemasterplus1618/
学校が始まり、習いごとをしていても行き帰りに自転車をつかえば、日常的に運動不足解消を促せます。自転車は練習や交通ルールを学ぶ必要がありますが、できるようになると子どもにとって大きな達成感、成功体験になります。
子どものつかう自転車は、安全性をとくにチェックしておきたいですよね。アイデスでは子どもの年齢・成長にあわせて適した自転車を選ぶことができ、安心です。子どもの“いま”にぴったりの自転車を見つけて、楽しく運動不足を解消していきましょう。

まとめ

ママやパパにとっては心配な子どもの運動不足。体力低下だけでなく精神的にも影響が及ぶため、積極的に子どもには運動する機会を親が提供してあげましょう。
ポイントは「楽しくわくわくした気もちで運動と接する」ことです。アイデスでは三輪車や自転車をはじめとする子どもののりものをラインナップ豊富にご用意しています。子どもにとってラクに楽しく運動が続けられるのりものあそびを、ぜひとり入れてみましょう。

アイデス マガジン編集部

アイデスが発行するWebマガジン。「のりものと楽しむ子育てのかたち」を応援することをテーマに、自転車や三輪車やお遊びから子育てまで幅広い情報をお届けします!

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