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運動遊び成長・発達

運動神経の源である脳を鍛えるなら運動!運動習慣を身につけよう

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運動神経の源である脳を鍛えるなら運動!運動習慣を身につけよう

みなさん子どもには「かしこく強く育って欲しい」と願いますよね。そんな子どもの脳は、唯一運動でしか鍛えられないことが最近の研究でわかってきました。(参照:NHK出版「脳を鍛えるには運動しかない!」 サンマーク出版「一流の頭脳」)

脳をはじめとした神経系の成長には、運動は必要不可欠です。さらに、ただからだを動かせばよいだけではなく、「運動遊び」をすると脳とこころの発達にもつながります。

今回は子どもの将来にもつながる運動と脳の関係を解説。幼少期のお子さまにこそ「運動遊び」をおすすめする理由をご紹介します。

脳をはじめとした神経系の成長は、10才くらいまででほぼ完成する!?

運動遊びを楽しむ男の子と女の子とパパママ

なぜ子どもにこそ運動遊びをさせた方がよいのでしょうか。それは幼少期に脳をはじめとした神経系の成長がほぼ完成するといわれているからです。(引用元:https://kodomo-manabi-labo.net/coordination-training

スキャモンの発達発育曲線を参考にすると、成人を100%とした場合、4才くらいまでに脳などの神経系は80%が完成し、10才までにはそのほとんどが完成するとされています。
現在のトップアスリートは、幼少期にからだを動かす遊びを毎日2時間以上おこなっていたともいわれています。神経系の成長が著しくさまざまなことを吸収する幼少期こそ「運動の引き出し」をつくっておくのにおすすめの時期ですので、お子さまにたくさんの運動遊びを経験させてあげましょう。

「遊び」が子どもの発達に大きくかかわる

親の手を引く女の子

「子どもにとって運動は大切」と考えると、より高度で難しい運動やカリキュラムを経験させたいと思う方もいるかもしれません。幼少期の経験としては、どんな運動経験もメリットがあります。
しかし、注目したいのは子どもが普段何気なくおこなう「遊び」です。ここでは、子どもの発達に大きくかかわる「遊び」について、くわしく見ていきましょう。

「遊び」は非認知能力が向上し、アイディアの源になる

日本語の「遊び」とは、なんとなく役に立たないようなイメージがあるかもしれません。しかし、子どもは「遊び」によって非認知能力を向上させ自由な発想を育むことができるようになります。
たとえば、「ごっこ遊び」だとパパ・ママ・赤ちゃんなど役割を考えてお友だちと「遊び」のなかでコミュニティを築きます。例えば段ボールや積み木など、近くにあるおもちゃを何かに見立てて遊び始めますよね。この「遊び」ではコミュニケーション能力や想像力、社会性などが育まれるでしょう。おなじようにかけっこや鬼ごっこではルールをつくってそれを守ることで、自然と忍耐力や自制心を培えるのです。
「遊び」では特別なプログラムや道具が必要となるわけではありません。身近な「遊び」こそ子どもの脳の発達にとって重要な役割を担っています。

「遊び」を構成する3つの要素とは?

「遊び」には大切な3つの要素があります。

  • おもしろくてのめり込む
  • 居心地がいい
  • みずから

「遊び」を子どもが「おもしろい!」や、楽しいから「居心地がよい」と感じれば、そのあともずっと続けることができます。さらに「こうすればもっと楽しくなりそう」「こんなこともやってみたい」といったアイディアの元にもなりそうですよね。
また、みずから遊びに取り組んできた子どもは大人になってからも運動習慣は身についたままだといわれています。

この3つの要素を満たす「遊び」を、子どもにたくさん体験させてあげましょう。

幼少期に身についた運動習慣は、大人までもちこせる

幼少期に運動遊びに積極的に取り組むと、脳の神経系発達や運動能力の向上が期待できるとお伝えしました。この「運動遊び」は子どもの将来に大きな好影響をもたらします。
子どもの頃の体力・筋力は大人にまでもちこすことはできません。しかし、運動習慣はもちこすことができるのです(参照:「幼少年期の運動経験の持ち越しに関する研究」 中村和彦・長野康平)。大人になっても運動を習慣にできている方は、先ほど説明したように運動におもしろみを感じており続けることができているのでしょう。

運動遊びは子どもの脳やこころの発達につながる

仲よく運動遊びをする男の子と女の子とそれを見守るパパとママ

運動遊びは、脳を鍛える「運動」と直結しているため、子どもの脳やこころの発達に深く関わっています。

運動遊びのなかでも、のりものをつかう遊びは子どもの「ボディーコーディネーション能力」が必要です。ボディーコーディネーション能力とは何か、そしてボディーコーディネーション能力を高める三輪車や自転車遊びのメリットをチェックしていきましょう。

ボディーコーディネーション能力とは

コーディネーションは、本来の意味はアスリートの運動能力向上のための理論のことです。

運動するときは自分で意識しなくてもからだがこれから行おうとする動きにあわせて、走る速さ・物を投げる強さなどの力の加減を調節します。このように運動時につかう力の調整感のことをボディーコーディネーション能力といいます(参照:https://kodomo-manabi-labo.net/coordination-training)。

ボディーコーディネーション能力が高いと、脳はからだに的確な指示を与えることができるため、素早く思うようにからだを動かせます。運動遊びにはボディーコーディネーション能力を育てる要素がたくさん詰まっているため、幼少期に積極的に運動遊びをさせることで子どもが運動に苦手意識をもちにくく、運動がしやすいからだをつくることができるでしょう。

三輪車や自転車遊びのメリットとは

運動遊びのなかでも三輪車や自転車などののりもの遊びは、複数のコーディネーション能力が必要となります。たとえば、ハンドルを手で操作し、足でこぎ、目で前を見て操作しますよね。こうした動作を組み合わせて遊ぶことは力の調節やタイミングをはかるなど、ボディーコーディネーション能力を高めるとされています。

また、のりもの遊びは子どもにとってもワクワクするもの。「三輪車にのれるようになった!」「ブレーキ操作ができた!」といった達成感・成功体験ができる点も、のりもの遊びのメリットです。そして、お友だちが三輪車・自転車にのっているのを見て「自分もやってみたい」とモチベーションが上がることは、こころのコーディネーションになるのです。
テーマパークみたいな非日常空間で特別な遊びを体験させるのも大切ですが、毎日気軽に楽しめる遊びこそ子どもの脳を鍛えることができます。三輪車や自転車は、「毎日おもしろく遊べる身近なアトラクション」。小さな子どもでも飽きずに楽しく続けられるうえ、「遊び」の楽しさが子どもにしっかり伝わります。

運動を通じて子どもの脳を鍛えたい、幼少期こそ子どもに運動をたくさん経験させたい方はぜひ運動遊びにのりものを取り入れてみてください。

まとめ

のりものを用いる運動遊びは無意識のうちにボディーコーディネーション能力などの運動技術が身につき、さらに脳の成長も促します。また、子どもにとって三輪車や自転車はおもしろく続けやすいため、みずから遊びだし運動習慣がつきやすいのがメリットです。そして、幼少期の運動経験は大人になったときには運動習慣につながります。

子どもの将来への最高のギフトとして、いまこそのりもので運動遊びを経験させてあげましょう。

アイデス マガジン編集部

アイデスが発行するWebマガジン。「のりものと楽しむ子育てのかたち」を応援することをテーマに、自転車や三輪車やお遊びから子育てまで幅広い情報をお届けします!

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