
子ども用自転車を買いたいけれど、「実店舗で買うほうがいいのか?」「ネットショップなら安く買えてお得なのでは?」とどこで買おうか悩んでいませんか?
自転車は安い買いものではないうえ、子どもの成長に大きく関わってくるため、慎重に選んでいきたいですよね。
この記事では、子ども用自転車の取扱店や買うときのポイントをご紹介します。後悔せずに賢く買うための参考にしてください。
目次
子ども用自転車を取り扱うお店

子ども用自転車はさまざまなお店で取り扱われています。そのなかでも、この記事では以下5種類のお店について、それぞれの特徴、メリット、デメリットをお伝えします。
1:個人の自転車専門店
2:大手の自転車専門店
3:大手の量販店
4:プロショップ
5:ネットショップ
個人の自転車専門店
個人の自転車専門店は、いわゆる街の自転車屋さんです。チェーン展開をしておらず、個人で経営しています。
経営者の方針にしたがって運営されているため、お店によって修理などの対応が異なります。ママチャリのようなシティサイクルであれば、パンク修理・チューブ交換・チェーンの修理など幅広く対応していますが、クロスバイクやロードバイクといったスポーツ系の自転車の修理には対応していないこともあるため、注意しましょう。
個人の自転車専門店で買うメリットは、インターネットにしか販売されていない安い自転車を、実物を見ながら買えることです。インターネットで販売されている自転車を仕入れて、組み立て・整備をして販売している個人店もあります。ネットショップで買うと、自分で組み立てやそのあとの整備・点検をしていく必要がありますが、個人店であれば、その面倒なところを省けますね。
一方で、個人の自転車専門で買うデメリットは、お店による差が大きいことです。質の悪い自転車を扱っていたり、購入後のサポートがいい加減だったりするリスクがあり、お店の見極めが大切です。
大手の自転車専門店
大手の自転車専門店はチェーン展開をしている自転車屋さんです。従業員が多く、シティサイクルからクロスバイクやロードバイク、ミニベロなど専門的な種類まで、幅広く取り使われていることが特徴です。
大手の自転車専門店で買うメリットはサポートが充実している点です。盗難補償や無料点検、パンク修理無料など手厚いサポートを受けられます。
デメリットは、ホールスタッフをアルバイトに任せていることで、専門的な知識が乏しい人がいることです。子どものための自転車について相談しても、適切な回答をもらえない可能性があります。
大手の量販店
大手の量販店はホームセンターなどに入っている自転車屋さんです。
専門店ほど種類が豊富ではありませんが、定番から人気の種類までひととおり揃っていることが特徴です。自転車の引渡し前にはきちんと整備してくれるため、サービスの品質が自転車専門店に劣るわけではありません。
そんな大手の量販店のメリットは、店舗がつぶれにくいことです。たとえばイオンバイクならば、イオンモールがなくならない限りつぶれません。そのため、専門店で買ってサポートを受けられるけれど、そもそもお店がなくなってサポートを受けられなくなるという事態を避けられます。
デメリットは、自転車専門店ほど高性能な自転車を置いていないことです。量販店に来るお客さんで自転車に強いこだわりを持っている人は少ないため、良くも悪くも「定番」のものしかおいていません。高性能やおしゃれな自転車がほしい場合は、専門店のほうが見つかる可能性が高いです。
プロショップ
プロショップはクロスバイクやマウンテンバイク、ロードバイクなどのスポーツバイクを専門に扱っている自転車屋さんです。シティサイクルなど一般的な自転車はほとんど取り扱っていません。
プロショップのメリットは、店員の知識が豊富でサービスも充実している点です。店員自身もこだわりの自転車にのっていることが多く、質問したときにはくわしく教えてもらえます。
デメリットは、専門性が高すぎる点です。10万円以上になる自転車がほとんどなため、子どもが「本格的にサイクリングを楽しみたい」と思っていなければ、手を出しにくい価格帯です。
ネットショップ
ネットショップは、Amazonや楽天、サイマなど自転車を通販で買えるお店です。アイデスもネットショップに該当します。実店舗よりも多くの種類、メーカーが揃っていることが特徴です。
ネットショップのメリットは、実店舗よりも安い価格で販売されているケースが多い点です。家賃やそのほか維持費、人件費など実店舗よりもおさえられるため、その分価格を安くできています。
デメリットは、組み立ては自分でやらなければならず、点検・整備のサポートがほとんどない点です。お店で買っていないため空気入れにお金がかかったり、パンク修理が高額になったりする可能性があります。自分で点検・整備できる場合には、ネットショップで子どもが気に入った自転車を安く買えるため、おすすめです。
失敗しない!子ども用自転車を買うときのポイント

ここまで子ども用自転車を取り扱うお店を紹介してきました。それぞれメリット・デメリットがあるため、家庭に合ったお店で買うようにしましょう。
また、子どもの自転車はお店選びだけでなく、どのような自転車を買うかも大切です。そこで子ども用自転車を買うときのポイントについて、かんたんにお伝えします。
1:自転車に試乗しよう
2:装備品を確認しよう
3:極端に安い自転車は避けよう
4:実店舗で買うなら近所で
自転車に試乗しよう
まずは実際に試乗してみましょう。おなじインチサイズでも、メーカーや自転車によって「タイヤの大きさ」「サドルの大きさ・高さ」「ペダルの位置」などに差があります。可能であれば、気になる自転車はすべてのって、子どもの体格と自転車のサイズ感の相性を確かめましょう。
この際に、足はつくか、ブレーキは握れるかなど安全に走るためのポイントも確認してください。
自転車のサイズ感についてくわしく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
装備品を確認しよう
次に自転車の装備品を確認します。たとえば、チェーンカバーつきの自転車であれば、子どもが誤って手や足を巻き込んだり、服を汚したりするリスクを避けられます。
また幼児用であれば、押し棒や補助輪がついていると安全に自転車に慣れさせていけるでしょう。小学生用に買うならば、腕力がついて、カゴに荷物をすこし入れてもハンドルが振り回されずに安定して走れるため、便利なカゴつきにしてもよいかもしれません。自転車から目を離すことも多くなるため、盗難防止に鍵は必須でつけましょう。
極端に安い自転車は避けよう
できるだけ安い自転車を買いたいと思うかもしれませんが、極端に安い自転車は避けたほうがよいでしょう。耐久性や安全性に問題があり、思わぬケガや事故を招くかもしれません。
また高額な修理代がかかったり、買い直さなければならなくなったりして、安物買いの銭失いにつながるため、おすすめできません。
実店舗で買うなら近所で
自転車は買うだけでなく、買ったあとのことも考える必要があります。長くのると、パンクやパーツの劣化などの定期的な点検・修理が必要になります。実店舗で買うならば、何かあった際に行きやすい近所の自転車屋さんがおすすめです。
購入したお店での自転車の整備や調整は「無料」または「低コスト」で対応してくれますが、他店で購入した自転車は「有料」または「高コスト」での対応になるお店が多く、そもそも持ち込みを断るお店もあります。
子ども用自転車を選ぶときの4つのポイントをお伝えしてきましたが、さらにくわしく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
ネットで自転車を買うときの注意点

ネットショップには実店舗よりも安い自転車がたくさん売られていますが、不良品が送られてこないか心配ですよね。最後に、ネットで自転車を買うときの注意点をお伝えします。以下3つのポイントを意識して確認するようにしてください。
1:自転車技士がいるショップなのか確認する
2:送料を確認する
3:ニセモノ販売や詐欺サイトに注意する
自転車技士がいるショップなのか確認する
自転車が工場やメーカーから実店舗に送られてくるとき、基本的な部分のみ組み立てられた「7分組」と呼ばれる状態で届きます。そのような自転車を検品・組立・メンテナンスする専門の技術を持った人が自転車技士です。
実店舗ではこの自転車技士が必ず配置されていますが、ネットショップでは自転車技士を配置せず、必要な検品などもせずに工場・メーカーから届いた7分組の状態のまま購入者の家へおくるお店もあります。
未完成の自転車を自分で組み立てるのは大変です。適切な整備・調整ができずに事故につながる可能性もあります。ネットで購入するときは「自転車技士がいるか」「購入した自転車はどのような状態で送られてくるのか」を確認しておきましょう。
送料を確認する
ネットで自転車を買うメリットのひとつが「自転車の価格が安いこと」です。しかし自転車はサイズが大きく送料が高額になるため、自転車そのものは安かったとしても、送料を合わせるとお店で買うよりも高くなる可能性があります。また割高に見えるネットショップでも、送料を低価格または無料にしており結果的にはお得に買えるところもあります。
ネットで自転車を買うときは、自転車本体と送料の合計金額を確認するようにしてください。
ニセモノ販売や詐欺サイトに注意する
新型コロナウイルス感染拡大対策のため、とくに最近はネットショップの利用率が大幅に上昇しています。それにあわせて、ニセモノ販売や詐欺サイトも増えているため注意が必要です。
大手のネットショッピングモールでも、違法なコピー品を扱うお店が存在しています。「みんなが使っているから大丈夫」と安心できません。
また、本物のサイトを巧妙に真似た詐欺サイトにも注意が必要です。子どもへのプレゼントを探していろいろなネットショップを回っているうちに、いつの間にか詐欺サイトへ誘導されることも起こります。詐欺サイトでは、本当のネットショップのように見せたり、通常よりも安い価格で販売しているように見せたりして、お金や個人情報をだまし取ろうとします。
詐欺サイトに騙されないためにも最低限、URLが必ず正規のネットショップのURLになっていること、不自然な日本語が使われていないことは確認するようにしてください。
まとめ
子ども用自転車も、いまはネットショップで買えるようになっています。しかし自転車の種類によってサイズがすこしずつちがっているため、ネットショップで買う前に実店舗でまたがってみて、自転車のサイズ感や乗車したときの姿勢に無理がないかなどを確認することが大切です。
そしてネットで自転車を買うならば、自転車専門のネットショップがおすすめです。自転車技士が常駐しているため組み立てに不備が少なかったり、自転車購入後のアフターサービスが充実していたりします。しかしもしも故障や不備があった場合には、お店で見てもらうことになるため、ネットで購入した自転車でもメンテナンス・修理に対応してくれるお店が近所にあることを確認しておくとよいでしょう。
アイデスのオンラインショップでは、安心安全にこだわった自転車を販売していますので、子ども用自転車をお探しであれば一度訪れてみてくださいね。
アイデスが発行するWebマガジン。「のりものと楽しむ子育てのかたち」を応援することをテーマに、自転車や三輪車やお遊びから子育てまで幅広い情報をお届けします!